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3.7.深道ランキング編深道(ふかみち)   声 - 子安武人  深道ランキング(後述)の主宰者。自身も相当な格闘技の達人であり、バトルに参加することもしばしば。「確定予測」という相手の行動を先読みできる能力を持っている。実は打倒渺茫が彼の悲願であり、深道ランキングもその為に作成したものであった。常にサングラスと目深にかぶった帽子で顔を隠しているが、その正体はカイが愛してやまないアイドルの藪沢君(ちなみに藪沢君と深道の登場は同じ回)。  バトルロイヤルでは摩季が渺茫に倒れた後、深道クエストを開始、メンバーを集めて渺茫に挑む。渺茫との死闘で散っていく仲間達の姿にテンションを最大限まで引き上げ、自身も満身創痍となりながら十五漢渺茫を撃破する。しかしその直後、暴走した渺茫に敗れる。  その言葉は難解だが奥深いものが多く、這いずる事しか出来なかった摩季を「言葉」の力で復活させたこともある。鬼頭(きとう)   声 - 田中大文  深道ランキング編で度々現れる街の不良。「男とは?」を相手に問い続けてかっこつけようとするが、全て裏目に出ている。その能力はBMXに乗らない麗一より弱い。石井(いしい)   深道ランキング52位。カミソリパンチの使い手。マキハラ   深道ランキング46位。アメフトタックルの使い手。深道ランキングの撮影のバイトもやっている。根はやさしいがむくわれない男。全国に6人ファンがいる。原(はら)   深道ランキング36位。蹴りの軌道が変則かつ強烈な空手使い。だが、金次郎に敗れて修行し直したルチャマスターにはあっという間に倒された。馬場(ばば)   声 - 高塚正也  深道ランキング24位。強力なストレートパンチを持ち、ルチャを撃墜して破っている。深道(弟)とは仲が良いのか、よく行動を共にしている。ジュリエッタに話しかけただけで瞬殺されたり、バトルロイヤルで深道(弟)の巻き添えで倒されたり、本人の落ち度ではないのにひどい目に遭っている。高橋(たかはし)   深道ランキング23位。松井、江藤とは仲が良いのか、よく行動を共にしている。借金があり、番外編で唯一、勝ちをあげている。松井(まつい)   深道ランキング22位。高橋、江藤とは仲が良いのか、よく行動を共にしている。江藤(えとう)   深道ランキング21位。高橋、松井とは仲が良いのか、よく行動を共にしている。岡島(おかじま)   深道ランキング17位。軍隊格闘技(マーシャルアーツ)の使い手。戸叶(とかのう)   声 - 沼田祐介  深道ランキング15位。相手の膝を蹴りで狙撃し、思わぬバランスの崩壊を誘って動きを封じ、そこへ一撃必殺の攻撃を加えるスナイパー空手の創始者。儀式として戦う前にあいさつをする。また、あらゆるフェチを網羅しているカメラ小僧でもある(自称「巨乳メェ〜ニア(マニア)」)。 当初は本名不明で、ファンからは「スナイパー」などの愛称で呼ばれていたが、終盤の単行本で本名が明らかになる(注1)。パオ   深道ランキング14位。肥満体型だが、それに似合わない俊敏さを誇る。ダブついた上着で相手の視界を奪って奇襲する戦法が得意。ブタといわれると怒る。入来(いりき)   明確な順位は出ていないがパオより上位だった深道ランキングのランカー。暗器使い。摩季と戦う前にパオに負け、両腕を折られる。バトルロイヤルではパオと再び戦い、勝利している。沢村(さわむら)   声 - 園部啓一  深道ランキング11位。地の達人、通称「アスファルトマスター」。ブレイクダンスをストリートファイトに応用している。徹底した地上戦でエアマスターに対抗した。河原(かわはら)   声 - 野島健児  深道ランキング10位。ハメド・スタイルという特殊なスタイルで戦うボクサー。戦いをシューティングゲームと同様だとしている。深道ランキングに参戦した金次郎に敗北し、リザーバーに。後にランカー狩りと化した小西に両手足を折られて戦線離脱した。ケアリー   声 - 稲田徹 深道ランキング8位。220kgもの体重を誇る巨漢。河原を倒した金次郎に対戦を呼びかけるが、そこに現れた屋敷と対戦することになり、話術による騙まし討ちを受けて8位を奪われる。その後は上位ランクに復帰する事は無かったが、屋敷が「近づくのもしんどい」等と評価していた通りの実力は見せていた。体型、蹴り技を使わず張り手で攻撃することや、大銀杏に似た髪型などから、格闘スタイルは相撲をベースにしていると思われる。バトルロイヤルでは摩季に瞬殺された。屋敷 俊(やしき しゅん)   声 - 田中一成  賞金を稼ぐために深道ランキングに参加している、相手の内臓に直接響く“浸透勁”の使い手。関西人で関西弁、女好き。ランキング9位として登場し、カイの居酒屋ボンバーの前に敗北するが、その後8位のケアリーを倒して返り咲いている。体力や体術的にはそれほど優れていないが、持ち前の根性と機転、話術などを駆使して、自分の最大の武器である“浸透勁”で勝負を決める格闘スタイル。ジュリエッタとの戦いでは、崎山に教わった太極拳を応用した受け流しを見せて奮戦するも、気を使い果たして敗北。その後参加したバトルロイヤルでは、駒田シゲオと互角の勝負を演じ、渺茫にダメージを通すなど活躍し、最終的には優勝するまでに至った(渺茫がエアマスターといわば相討ちになったため)。 深道ほどではないにしろ、奇襲や戦略に秀でており、一桁ランカーにふさわしい実力を持つ。その反面、ここ一番でヘタを打つ場合もある。ジュリエッタ戦では最後の一発に取っておいた気をついつい使ってしまい、立ったまま失神するなどどこか抜けている部分は否めない。逆に深道クエストでは、渺茫に奇襲をかけ、蹴按で深刻なダメージを与えるといった大金星を挙げている。 従兄弟の月雄に小さい頃いじめられており、浸透勁を身に着けたのも月雄を倒すためだった。現在の実力は月雄より上と思われるが、いじめがトラウマとなっているため月雄には実力を発揮できず、結局作中ではリベンジは果たせなかった。作者が最も好きな男性キャラクターである。 ちなみに浸透勁とは、本来持続的に物理エネルギーが伝わる打撃の名称であり、貫通力の伴う打撃性質があるため、臓器にダメージを与えやすい。そのため本作のように「相殺」したり、飛び道具になるような技でもなければ、宗教色の強い魔法っぽい「気」とは何ら関係がない。駒田シゲオ(こまだ シゲオ)   声 - 三木眞一郎  格闘ゲーム「バーチャルファイティンガー」のキャラクターであるアキオを師と仰ぐ、我流八極拳の使い手。当然ゲームの方も相当やり込んでおり、そちらの実力は作中最強である。初登場時のランキングは6位。摩季との初戦では、双方本気ではなかったとはいえ勝利を収めたが、その後新必殺技「エアカット・ターミネーター」を身につけた摩季に一撃で沈められる。リーにも一撃で敗れ、一時はリーのスタイルを真似て一撃にこだわる姿勢を見せていた。しかし、結局は人生の原点である“師匠”アキオに戻り、バトルロイヤルでは自分にアキオを降臨させて屋敷と戦って、深道に「珠玉(アート)」と言わせるほどの名勝負を繰り広げた。アニメでは、アキオの元ネタであるバーチャファイターの結城晶と同じ声優が起用されている。尾形 小路(おがた こうじ)   声 - 緑川光  尾張忍者の末裔。深道ランキング5位で、エアマスターを敗北寸前に追い込むほど苦しめたが、新必殺技エアカット・ターミネーターに敗れた。戦い方はとても忍者的で、足首だけを高速で動かして地面を滑るように移動したり、口笛の音で相手の三半規管を狂わせるなどの独自の能力を持つ。これらの能力を組み合わせることで、変わり身の術や分身も使う。様々な格闘技を扱う渺茫すら見たことがない体術だと驚いた。ちなみに装備は静菜が提供している。  バトルロイヤルでは、金次郎を倒されて激昂した長戸の前にいったんは敗れたが、終盤に復活して深道達と共に渺茫と戦った。悪霊祓いの術すら織り交ぜて善戦するも、最後は深道に勝負を託して散る。一人称は「拙者」だが、「深道クエスト」終盤のみ「俺」と言っている。  実は案外熱い性格をしており、渺茫との戦いでは思い違いをしていた深道を正した。  バトルロイヤルでは唯一手作り弁当と地元のお茶を持参していたが、飲食する前に長戸に敗北、残された弁当とお茶は佐伯四郎に食べられた。深道 信彦(ふかみち のぶひこ)   声 - 松野太紀  通称“深道弟”。または“アホの方の深道”。一部の読者からは愛を込めて“アホ道”と呼ばれる。強くて賢くてその上アイドルという非の打ち所のない兄を持つため、そうした呼ばれ方も半ばあきらめているらしい。変人揃いの登場人物の中では一、二を争う常識人で、人間的な優しさも持っている。ランキング7位で、ポジション相応の実力はあるが、本編ではとにかく不遇。初登場では自己紹介中にジュリエッタに蹴り飛ばされてアーケードの屋根に埋められ、その後も摩季に簡単にノされ、決め台詞はスベり、必殺の宴会芸は場を盛り下げるという悲惨なキャラクターである。バトルロイヤルでは、危険性を理解しないまま会場に入ってしまったみおりを守るために参戦するが、みおりと決裂した姉の摩季によってリタイアさせられている。馬場とは仲が良いのか、よく行動を共にしている。皆口 由紀(みなぐち ゆき)   声 - 小山茉美  深道ランキング4位。『谷仮面』に登場した格闘姉妹の姉。妹の美紀の道場に付き合って通っているうちに、後から習い始めたにもかかわらず妹より腕前が上達してしまった。摩季が現れるまでは深道ランキング最強の女性であり、しかも得意なけり技を封印している。初対決では摩季をビビらせ、力で捻じ伏せて完勝。摩季以上の負けず嫌いで、常時の精神面では摩季より強い。バトルロイヤルでは突然ジュリエッタに告白して深道や読者を驚かせ、戦いでも圧倒する。その後、ジュリエッタが愛する摩季に殺意すら帯びて戦いを挑むが、エアマスターとして覚醒した摩季の前に敗れる。崎山とともに、摩季の精神的成長のキーとなるキャラクターであった。同じ強者として初戦時から摩季とはシンパシーを感じ合っていたようであり、TVアニメ版のクライマックスでは摩季と共闘して渺茫に挑んでいる。小西 良徳(こにし よしのり)   声 - 小西克幸  「サブミッションハンター」を自称する関節技の達人で、『谷仮面』に登場したコニオの弟。稲垣直人(ジークンドーの達人)を瞬殺し、深道ランキング3位となる。佐伯四郎にも勝利した後、“完璧な自分”を目指してジュリエッタと戦い、その戦いの中でついに“完璧な自分”とシンクロするに至る。しかし、全身をバキバキにされても活動を止めないジュリエッタに蹴り飛ばされ、引き分けに終わった。この戦いをきっかけに小西は精神的平衡を失い、ランキングを無視して次々に深道ランカーを狩り始める。その最中、インドから帰ってきた伸之助と出会い、同撃酔拳の前に何も出来ずに敗北。これによって小西の精神は更に先鋭化し、最終的に獣の精神に至る。バトルロイヤルでは伸之助と再戦。渺茫に乱入されるも、伸之助や月雄、麗一の攻撃に渺茫が気をとられた一瞬の隙にチョークスリーパーで締め落とし、これを下す。締め落とす直前に渺茫に折られたアバラの痛みを物ともせず、伸之助のアキレス腱を破壊するが、最後は紙一重の差でとどめに持ち込めず、伸之助の圧倒的な散打の前に沈んだ。(注2)ジョンス・リー   深道ランキング2位で、八極拳の使い手。八極拳士として一撃必殺の拳に誇りをもっており、現代の李書文を体現したかのような存在。名セリフ多し。ホスト風のスーツと白いローファーがトレードマーク。渺茫と対戦するまでは、彼の打撃を3発以上受けて立っていたものはいなかったらしい。 登場と同時に尾形小路、駒田シゲオを一撃で撃破し、大きなインパクトを与えた。満を持して姿を現した1位の渺茫と対戦し、その圧倒的な耐久力と大技小技を使い分ける技術により敗北寸前まで追い込まれるものの、最後の最後で最大の勁を打ち込んで逆転勝利を収めた(ただし、その後渺茫は何事もなかったかのように立ちあがっており、ダメージの大きさでは明らかにリーが負けている)。  この闘いから深道ランキング2位から1位に昇格する。 その後バトルロイヤルにおいて、先代の渺茫たちが「集合」した「十五漢渺茫」と対決。八極拳対決では勝利を収めたものの、全ての技を駆使し始めた渺茫に敗北する。渺茫(びょうぼう)   声 - 西凛太朗  渺茫とは、その時代の“最強”を代々引き継いできた男たちの総称で、現在の渺茫は15代目の“渺十五”である。単体では正確無比な打撃と驚異的な打たれ強さを持つトップクラスのストリートファイターだが、歴代の渺茫が「集合」(憑依)して「十五漢渺茫」となることで過去の渺茫たちの技(風の拳、発勁など)が使えるようになり、耐久力も大幅にアップして、完璧な強さを持つようになる。ただし、「集合」してから最大の力を発揮するまでにはある程度「ウォーミングアップ」も必要な様で、最大の力を発揮できる状態では、更に筋肉の量が増し、まるで亀のように背筋が盛り上がっている。 渺茫としての「勝利を約束された力」に対して憂いを持っているが、それと同時にその強さに対するプライドも持っている。しかしながら、それでもなお強さに対して貪欲であり、自分より格下相手であっても、得るものがあれば学ぶ姿勢を見せている。 渺十五単体ではリーと小西に敗北しているが、バトルロイヤルの後半で「十五漢渺茫」となり、ウォーミングアップの段階で佐伯四郎や坂本ジュリエッタを撃破し、最大戦力を持ってリーや金次郎、摩季などの強敵を次々と撃破する。その後、深道クエストにて死力を尽くした深道によって一度は倒されるが、その後暴走し、「エアマスター」としての摩季と「精神世界」において雌雄を決することになる。彰子   声 - 皆口裕子  渺茫に影の如く寄り添う美少女。霊的な素養があり、渺茫が「十五漢渺茫」となるための触媒のような役割を果たす。心から渺茫を愛しているようである。1.作者と交流があり、本作のファンサイトを経営している人物の名前をつけたようである。2.小西のモデルは作者である柴田ヨクサルの友人で、同名のレスラー。実在の小西選手もレスリング・柔術・サンボなどを下地とした関節技の名手で、作中の小西と同じく「サブミッションハンター」の異名をとる。
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